【ニンニクからの手紙】肩・肩甲骨の痛みが気になる日に、手首から体のつながりを感じてみよう
肩が重い。
肩甲骨のあたりが、なんとなく動かしづらい。
そんなとき、私たちはつい、気になる肩を揉んだり、腕を大きく回したりして、つらい場所だけを何とかしようとします。
けれど、私たちの体は、ひとつひとつの場所が、ばらばらに働いているわけではありません。
手を動かすときには、手首や腕だけでなく、肘や肩、肩甲骨も一緒に働いています。
今日は、土のなかでいくつもの一片が寄り添い、ひとつの球になるニンニクから、体のつながりを思い出す手紙が届きました。
ニンニクからの手紙
いつも一生懸命なあなたへ
毎日、たくさんの荷物を持ったり、家事をしたり、パソコンやスマートフォンを使ったり。
あなたの手は、今日もずっと働いてくれていますね。
肩が重かったり、肩甲骨まわりが気になったりすると、
「肩が固いから、もっと動かさなきゃ」
「ここを強く揉めば、何とかなるかな」
と、つらい場所だけを一生懸命に変えようとしてしまうことがあります。
でもね、わたしたちニンニクを見てください。
ひとつの球のなかには、いくつもの小さな一片があります。
一片ずつ形は違っても、薄い皮のなかで、となりの一片と寄り添いながら、ひとつの丸い姿をつくっています。
あなたの手も、手首も、腕も、肩も同じです。
それぞれが別々に頑張っているのではなく、手先から肩甲骨まで、ひと続きにつながっています。
肩や肩甲骨まわりが気になる日は、つらい場所だけでなく、少し離れた手首にも、そっと目を向けてみてくださいね。
ゆらりんの考え方
整体ゆらりんでは、肩がつらいからといって、肩だけに原因があるとは考えていません。
手を使う動きは、指先から手首、前腕、肘、肩、肩甲骨まで、全体で行われています。
だからこそ、肩を直接強く揉んだり、無理に回したりする前に、少し離れた手首へやさしく触れてみることがあります。
整体ゆらりんのセルフケアにある「手首の締め」も、そのひとつです。
「締める」といっても、力を込めて手首を押さえつけるものではありません。
手首の少し上へやさしく触れ、手を体の外側へ、気持ちのよい範囲でほんの少し回します。
そのあと、腕や肩を小さく動かし、触れる前との感じ方の違いを確かめます。
大きな変化を起こすことが目的ではありません。
自分の体が、どこからどこまでつながっているのか。
今日の腕や肩は、どんな感じなのか。
それを知るための、小さな時間です。
元気になるヒント
ニンニクの「手首の締め」セルフケア
まずは、椅子に座るなど、楽な姿勢になりましょう。
セルフケアを行う腕を、膝の上やテーブル、クッションなどへ楽にあずけます。
1.親指と中指で、やさしい輪をつくる
反対側の手の親指と中指で、輪をつくります。
力を込めず、手首の少し上にある前腕を、そっと包めるくらいの輪にします。
2.前腕の2本の骨へ、そっと触れる
親指と中指の輪で、手首の少し上を包みます。
強く挟む必要はありません。
皮膚や骨の形を、やさしく感じるくらいの力で十分です。
3.手を体の外側へ、ゆっくり回す
包んだ手を、体の外側へゆっくり回します。
左手に行うときは、反時計回り。
右手に行うときは、時計回りです。
左右とも、手を体の外側へ開くような方向になります。
大きく回したり、強くねじったりしないでください。
4.気持ちのよい位置で、約10秒待つ
「ここなら無理なく待てる」
「少し気持ちいい」
と感じる位置で止まります。
呼吸を整えようと頑張らず、自然な呼吸のまま、約10秒待ちましょう。
5.ゆっくり戻して、感じてみる
手をゆっくり元の位置へ戻し、指を離します。
そのあと、腕を軽く上げたり、肘を小さく曲げ伸ばししたり、肩をそっと動かしたりしてみましょう。
行う前と比べて、
・腕の重さ
・肘の置きやすさ
・肩の位置
・肩甲骨まわりの感じ方
・呼吸をしたときの胸や背中の様子
に、何か違いがあるかを観察します。
変化が分からなくても大丈夫です。
何も変わらないと感じることも、今日の体を知る大切な観察です。
反対側も、同じように行ってみましょう。
無理をしないことも、大切なセルフケアです
手首の締めは、強い力で行うものではありません。
親指と中指で強く挟んだり、手首を大きく回したり、痛みを我慢してねじったりしないでください。
違和感や痛みが増す場合は、すぐに中止して腕を楽な姿勢へ戻しましょう。
骨折や脱臼、腫れ、熱感、強い痛みやしびれ、手に力が入りにくいなどの症状がある場合は、セルフケアだけで様子を見続けず、医療機関へご相談ください。
セルフケアをしないことや、人の手を借りることも、体を大切にする選択です。
手首に触れる時間を、暮らしのなかへ
セルフケアは、毎日必ず続けなければならない宿題ではありません。
朝、目覚めたとき。
パソコンやスマートフォンを長く使ったあと。
料理や掃除、農作業などで手を使ったあと。
一日の終わりに、今日も働いてくれた手をねぎらいたくなったとき。
思い出した日に、数十秒だけ手首へ触れてみる。
それくらいで大丈夫です。
調子のよい日には、何もしないという選択もあります。
体を管理するのではなく、今の体を知り、無理をしているときには少し休む。
必要なときには、誰かの手を借りる。
整体ゆらりんでは、そんな体との付き合い方を、一緒に育てていきたいと考えています。
整体ゆらりんからのご案内
整体ゆらりんは、
「自然の力に包まれ、あなたが本来持っている力を、そっと引き出す場所。」
整体は、外から無理に体を治すものではありません。
あなたが本来持っている力が働きやすくなるよう、施術だけでなく、姿勢や生活習慣、セルフケアを通してお手伝いします。
LINEでは、予約のご案内だけでなく、
・体からの手紙
・野菜からの手紙
・今日からできるセルフケア
・文章では伝わりにくい手の添え方や力加減
・短いセルフケア動画
・季節に合わせた体との付き合い方
を少しずつお届けしています。
肩や肩甲骨まわりが気になったときに、ひとりで何とかしようと頑張りすぎなくても大丈夫です。
LINEを、暮らしのなかで自分の体を思い出す、小さなきっかけとして受け取ってみてくださいね。
🌱今日のひとこと
ばらばらに頑張らなくていい。 肩が気になる日は、少し離れた手首にも、そっと目を向けてみよう。

