【畑からの手紙】壁と床に身体を預けるセルフケア|大地が、全部受け止めた日
畑では、雨も、落ち葉も、抜いた草も、人の足跡も、最後は大地が受け止めています。
けれど大地は、そこにありながら、雨も落ち葉も人の足跡も受け止めています。
身体との付き合い方にも、少し似たところがあるのかもしれません。
この記事では、壁と床に身体の重さを少し預ける、肩・背中・体幹まわりのやさしいセルフケアをご紹介します。
私たちは立っているときも座っているときも、知らないうちに「自分で支えなきゃ」と力を使っていることがあります。
今回は、身体を伸ばしたり、良い姿勢を作ったりするのではなく、壁と床という支えを少し使ってみるセルフケアです。
🌱畑からの手紙
ゆらりんへ。
わたしの上には、いろんなものがやってくるよ。
空からの雨も、
枯れて落ちた葉も、
抜かれた草も、
人の足跡も。
そのまま、わたしの上にやってきます。
身体にも、
自分だけで全部を支え続けなくていい時間が
あってもいいのかもしれないね。
今日は、壁や床に少しだけ重さを預けてみたらどうかな。
変えようとしなくていい。
伸ばそうともしなくていい。
ただ、
「ここにも支えがあるんだな」
と知るだけで。
畑より🌱
ゆらりんの考え方
セルフケアというと、
「ここを伸ばす」
「姿勢を良くする」
「身体を整える」
というイメージを持つこともあるかもしれません。
でも今回大切にしたいのは、何かを頑張って変えることではありません。
自分だけで全部を支える形から、壁と床という支えを少し使ってみる。
それだけです。
背中を伸ばそうとしなくていい。
胸を張らなくていい。
壁を強く押さなくていい。
何か変わったかを探さなくても大丈夫です。
「支えがある場所を使ってみる」
そんな小さな体験です。
元気になるヒント
壁と床に、少し預けてみる
まず、壁の前に立ちます。
両手を壁につけたまま、無理なく立てる距離にしてください。
足裏は床につけます。
姿勢を正そうとせず、普段の立ち方から始めます。
次に、胸から肩くらいの高さに両手をそっと置きます。
壁を強く押しません。
肘を突っ張らせたり、肩をすくめたりもしません。
そこから、足裏を床につけたまま、お尻をほんの少し後ろへ引きます。
大きく動く必要はありません。
背中を伸ばそうとしたり、胸を床へ沈めたりもしません。
「ここまでなら無理なくいられるな」
くらいで止めます。
そのまま10秒ほど、静かに過ごします。
その間、
「背中は伸びたかな」
「肩は軽くなったかな」
「脇は広がったかな」
「呼吸は変わったかな」
と確認しなくて大丈夫です。
ただ、
手が壁に触れている。 足が床に触れている。
その状態で少し過ごします。
何か感じても構いませんし、何も感じなくても問題ありません。
終わるときは、壁を強く押して戻ろうとせず、無理のない範囲でゆっくり元の立位へ戻ります。
1〜2回ほどで終わりです。
一度だけでも構いません。
このセルフケアで大切にしたいこと
伸ばそうとしない。
背中や脇、肩をストレッチすることを目的にしません。
壁を押さない。
壁へ力を加えることよりも、壁がそこにある状態を使います。
大きく動かない。
お尻を大きく後ろへ引く必要はありません。
変化を探さない。
軽くなった、伸びた、呼吸が変わったなどの答え合わせをしません。
支えを使うだけ。
今回は、自分だけで全部を支えようとせず、壁と床という支えを少し使ってみる。
そこまでで終わります。
安全について
滑りやすい床では行わないでください。
靴下で滑りやすい場合なども注意してください。
動く家具や不安定な壁面は使わないでください。
壁から離れすぎたり、肘を強く突っ張ったり、お尻を大きく後ろへ引いたりしないようにします。
胸を床方向へ押し込む必要もありません。
手首・肩・腰などに痛みが出る角度まで行わないでください。
めまい、痛み、強い違和感がある場合は中止してください。
転倒に不安がある場合は行わないでください。
🌱もう少し身体と付き合ってみたい方へ
LINEでは、今回のようなセルフケアを、もう少し詳しくお届けしています。
頑張って続けるためではなく、その日の身体にできる小さなことをひとつずつ。
日常の中で思い出したときに、そっと試してもらえたらうれしいです🌱
🌱今日のひとこと
全部を、
自分だけで支えなくてもいい。
壁にも、床にも、
預けられる場所がある。
今日は少しだけ、
そこを使ってみる

