【畑からの手紙】呼吸のセルフケア|乾いた土が、深く息をした日
暑い日が続いた畑。
土の表面は白っぽく乾き、
指を入れてみると、いつもの柔らかさがありません。
そんな畑に雨が降った翌朝。
土の色は深くなり、
葉っぱには小さな水滴が残っていました。
まるで畑全体が、
「ふぅーっ」
と、長い息をしたようでした。
でも、ふと思ったんです。
畑は、自分から雨を吸い込もうと
頑張っていたわけじゃない。
ただそこにいて、
雨が来たときに受け取っていた。
もしかしたら、
私たちの呼吸も同じなのかもしれません。
🌿 畑からの手紙
ねえ。
ずいぶん頑張っているね。
乾いていた私を見て、
「水をあげなくちゃ」
と思ってくれたでしょう。
でもね。
私は、水を無理に引っぱってきたわけじゃないんだよ。
雨が降ったら、
土の中へ少しずつ受け入れていく。
それだけ。
あなたも、ときどき
一生懸命に深呼吸しているね。
大きく吸って、
もっと吸って。
でも、そんなに頑張らなくてもいいのかもしれないよ。
一度、ゆっくり吐いてみて。
吐いたら、少しだけ待ってみる。
そして力を抜いてごらん。
次の空気は、
あなたが頑張って迎えに行かなくても、
ちゃんとやってくるから。
― 乾いた土より
🌱 ゆらりんの考え方
「深呼吸してください」
そう言われると、つい
たくさん吸うこと
から始めたくなります。
けれど今回は反対です。
最初にするのは、吐くこと。
そして吐いたあと、
ほんの少し待って、力を抜いてみます。
そこで大切なのは、
次の息を頑張って吸わないこと。
息を止めるのをやめれば、
次の空気は自然に入ってきます。
自分で全部をコントロールしなくても、
身体にはもともと続けている働きがあります。
整体ゆらりんが大切にしているのも、そこです。
何かを外から無理に変えるのではなく、
あなたが本来持っている力が働きやすいように、そっとお手伝いする。
呼吸も同じように、
身体に任せる時間をつくってみましょう。
🌿 元気になるヒント
「吐いて、待って、任せる」呼吸のセルフケア
まず、椅子などに楽に座ります。
肩の力を抜いて、
ゆっくり息を吐いていきましょう。
無理に絞り出す必要はありません。
苦しくない範囲で、自然に吐けるところまで。
吐き終わったら、苦しくなければ
2〜3秒ほど息を止めて静かに待ちます。
そして――
肩や身体の力を、ふっと抜きます。
ここで大きく吸おうとしません。
息を止めるのをやめて、
身体を解放します。
すると、空気が自然に入ってきます。
その空気が自然に入りきるまで、
楽にして待ってみましょう。
これを3回ほど。
たくさん吐けたか。
深く吸えたか。
そんな答え合わせもしなくて大丈夫です。
吐く。 少し待つ。 力を抜く。 入ってくる空気に任せる。
それだけです。
※息を止めることが苦しい方は止めず、自然な呼吸で行ってください。めまい、息苦しさ、痛みなどを感じた場合はすぐに中止し、いつもの呼吸へ戻してください。
🌱 LINEでは、暮らしの中でできる小さなセルフケアを
整体ゆらりんのLINEでは、
身体からの手紙や畑からの手紙、
セルフケアや動画など、
毎日の暮らしの中で身体と付き合っていくための、小さなヒントをお届けしています。
頑張って身体を変えるのではなく、
自分の身体がもともと持っている力に、少しずつ気づいていく。
そんな時間を、一緒に育てていけたらと思っています🌱
🌱 今日のひとこと
乾いていた土に、
雨が降った。
土は、
雨を追いかけなかった。
ただそこにいて、
やってきた水を
静かに受け取っていた。
身体も同じ。
今日は一度、
ゆっくり吐いてみよう。
吐いたら、少し待つ。
そして、
肩の力を抜いてみる。
吸おうとしなくていい。
次の空気は、
自然にやってくる。
頑張って呼吸するのではなく、
呼吸している身体に、任せてみる。
乾いた土が
雨を受け取ったように。
今日も身体は、
静かに自分の仕事を続けている。

